白い巨塔 最終回

鵜飼学長に「出て行け!」と言うあたりは、演出が少し過剰じゃないかと思った。あれは引いた。上手くは言えないけど、もっと泣かせる作りに出来たような気もするのだがどうだろうかと挑発的なことを言ってみたり。でも、財前五郎が涙を浮かべるあたりは非常によかった。唐沢の演技にゾクッとした。ってゆーか、ぶっちゃけ泣けた。あと、財前のお母さんが最後に財前の顔を確かめるシーンが辛かった。私の祖母が死んだ後、遅れて駆けつけた自分が祖母の死に顔を確認した時を思い出してしまった。あれから5年も経つのだな。まだ棺を持ったときの冷たい感触は手に残っている。そういえばそろそろ命日なのだ。今年もお墓に行くことが出来そうにありません。不肖の孫をお許しください。なんか話が逸れまくったが、シリーズを通して続きが気になる良作だったと思います。来週からは何を生きがいにして生きていこうかと悩みどころ。ところで次週特別編と出ていたが、こっちでも放送してくれるのだろうか。ああ、気になって仕方がない。
最後に一つ付け加えておく。財前が偽のCT画像を見せられたときのシーンをドキドキしながら見ていたのだが、

財前「これが僕の肺か?」
柳原「……」

ここで「はい*1」と言わない柳原君には失望した( ´-`)

*1: