NOAH「DEPARTURE 2004」

NOAHのドーム大会は、580000人の観衆を集めて成功に終わったようです。しかし、この大会で一番ショックだったのはラッシャー木村の引退発表です。デイリースポーツの記事にはビデオレターの画像が載っていました。
デイリースポーツ:ラッシャー木村「ご機嫌よう!」
ラッシャーさんはヒゲのイメージが強いからパッと見、誰かわからないですね。あと、少し痩せたようにも見えます。今後も健康にお気をつけ下さい。
今回はビデオだけの登場だったようなので、引退セレモニーは絶対にやってもらいたいものです。
GHCヘビー級選手権試合
○ [王者]小橋建太(35分34秒 バーニングハンマー→体固め)[挑戦者]秋山準

正直、秋山が勝つんじゃないかと思ってました。小橋を止める最後の砦が秋山だったんで。しかし、秋山が言う「絶対王者」はやっぱり頑丈でしたな。
スポニチ:「準もノアも最高」小橋命がけV9

小橋はひざ十字固めに対し、鬼のけさ斬りで秋山を切り落とした。びしょ濡れの髪を逆立てながらの顔面絞めは、岩石落とし2発にも離さない。奈落式脳天砕きで落としたら自分が吐血した。

奈落式と言うのはエプロン*1から場外に落とす技の事です。そして、脳天砕きはブレーンバスター。写真はこれです。場外のマットは体育で使うようなものとあんまり変わらないので、受け身をきちんと取らないとマジでヤバイです。しかもリングの高さがあるわけですし。なにも血を吐くまでやらんでも(´Д`;) 

V9。金字塔には引退の恐怖と戦った足跡がある。01年1月に両ひざ、ひじがパンクして手術。プロレスができないことに最も苦痛を感じる男が、病院の天井を見ていた。02年2月に復帰したが、その試合で左ひざをじん帯完全断裂。同7月に完全復帰を果たすと、全力で走り続けた。

こういった過去があるから、あんまり無理して欲しくないんですけどねえ。しかし、ファンとしては激しい試合を見たいものですからジレンマです。
最後は首をロックして受け身を取らせずに相手をマットに突き立てる極悪技バーニングハンマー小橋建太が勝利したわけですが、
負けた秋山のコメントが素晴らしいです。

一番追いかけていた相手がいなくなったら面白くない。小橋さんは高い壁で、最高の先輩で、最高のライバル。これからも今までどおり僕の動きをしていく。

このあたりの超人師弟コンビ的な先輩LOVEの発言に萌え萌え。

*1:ロープの外側のリング上