芥川賞はモブ・ノリオ氏、直木賞は奥田英朗氏・熊谷達也氏（from asahi.com）

メッタ斬り！版　芥川賞、直木賞選考会のほぼ予想通りの結果ですね。モブ・ノリオ氏の「介護入門」については、評価は低いが審査員の傾向からいって選ばれるという予想が完全的中です。
たしかに、

受賞作は、寝たきりの祖母を大麻を吸いながら介護をする日常を、「ＹＯ、朋輩（ニガー）」といったヒップホップのリズムに乗せて冗舌に語る。

このあらすじだけで、私にはお腹いっぱいです。しかも、

記者会見でモブさんは「書かないと、祖母を介護したことを忘れてしまうという思いだった。いまの気持ちは緊張しています」と喜びを語った。

私小説なんですね、これ。え？大麻云々はフィクションですよね？
受賞後の記者会見でも、いきなり転んでみたり奇行を繰り返してみたりしたそうです。以下はスポーツ報知の記事からの引用です。

芥川賞のモブさんは、会見場に入るなり「ごめ〜ん」と叫びながら、ダイブして６本のマイクをテーブルごとひっくり返し、床に転がって手足をばたつかせた。「飛び込んでみたかった」破天荒な会見となった。

まぁ、ジョークなんでしょうけど。ただ、そのうち「ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ」とか言い出したり、「I can fly!」とか言いながら9階から飛び降りたり、そういったことが無い事を祈っています。
ところで、文藝春秋のサイトにも受賞者の情報が載っています。モブ・ノリオ氏の写真も掲載されています。
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/
Σ(゜Д゜;)!?
「ナルホド君！やばいよ！この人、キメちゃってるよ！！」*1