PRIDE武士道 其の四

事前の大方の予想では、大山峻護ミルコ・クロコップに対するかませ犬的な扱いだったが、本当にそのまんまだったんで(´・ω・`)ショボーン いくらなんでも、少しは噛み付かんとダメでしょう。それに対して、ファイターとしての勘でミルコとは戦わなかった杉浦さんはやっぱり勝ち組だ。プロとして実績を積まない限り、戦いの場は狭められていくのだから。
五味隆典は乗りに乗っている印象。ただ、体重が軽いのでPRIDEの本戦に出て行くのはつらいものがある。DSE側にはライト級を新設して欲しいものである。
美濃輪育久 (1R 3分23秒 KO) 山本喧一
この時点ですでに美濃輪ワールド全快だなぁ。美濃輪さんはいいキャラクタを持っているので応援しているのだが、結果が出てくれて嬉しかった。

試合後、リング上でマイクを握った美濃輪は「お待たせ。こんにちは。えー、あの……お前らプロレス、好きか? リアルプロレスを知っているか? オレがリアルプロレスラーだ!」と絶叫。リングサイドで観客と「オイ! オイ!」と勝利の合唱を決めた。

この辺の天然っぷりが大スッキ。
○ 杉浦貴 (1R 2分35秒 ギブアップ) ジャイアント・シルバ
キャバクラ大好き杉浦さんは、レスリングの実績が半端じゃないので、この結果も当然納得。
これによってPRIDE-GPにおいて、小川直也は戦いやすい相手をぶつけられたことは明白に。もちろん小川戦があったから、杉浦はシルバ対策を立てやすかった可能性もあるが、それでもこんなにあっさり勝てるなんて、ねぇ。

試合後、杉浦がマイクを取ったところで、いきなりシルバが木刀を片手に激怒! 杉浦に殴りかかろうとしてセコンドら8人がかりで止める中、花道にエスケープした杉浦は、「そういうのはプロレスだけにしなさい! オレも、リアルプロレスラーだ!」と 美濃輪のアピールにすぐさま反応して、マイクアピールした。

お前もかッ Σ(´∀`;)
まあ、たしかに杉浦さんは本当のプロレスラーだし。杉浦さんの場合、プロレスと総合(格闘技)は別物と考えているから、総合では総合の戦い方に切り替えているのに対し、美濃輪さんは総合の舞台でプロレスをやっているつもりなんだろうなぁ。それが美濃輪さんの言うリアルプロレスなんでしょう。
杉浦さんの件についてはセコンドについた世界のTK高阪剛のブログにも関連記事が。