ジオブリーダーズ 第11巻
ジオブリーダーズ 11 (11) 伊藤 明弘 少年画報社 2005-05-26 売り上げランキング : 206 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
表紙といえば、今回の表紙は1巻の構図を踏襲しているんですね(田波を除く(笑))。あらためて並べてみると、全然絵が違うな。ってゆーか登場人物みんな別人だよ(´∀`)
今までは誰も死なない世界でドンパチやっているような印象があったけど、前巻で田波が生死不詳のまま終わったりと、緊張感のある話になってきました。今回は桜木高見が絶体絶命のピンチですよ。
以下、11巻のあらすじを簡単に。
化け猫による神宮司重工襲撃が始まった。ハウンドによる警備が後手に回り、神宮司重工のエンジニアたちは自らを守るために開発中の武器を駆使しつつ何とか籠城戦へと持ち込んでいた。
時を同じくして、化け猫らに捕らえられた「まや」を救出すべく、彼らに取引を持ちかける高見。彼女は、これまで神楽総合警備で封印した化け猫とまやを交換するつもりであったが、神楽のサーバには化け猫のデータは全く残されていなかった。かくして、交渉における手札を何も持たぬまま、高見は化け猫から指定された場所へと赴くことになる。
今回の主役は、神宮司さん*1と高見ちゃんですな。暴走エンジニアはカッコイイな。なぜかネクタイを鉢巻にして、宴会で呑んだくれているサラリーマン状態ですが、それでもカッコイイ。そして高見ちゃん。成沢と楽しそうに話す田波を横目にまやの救出に向かうあたりは、「ええ娘じゃ、本当にええ娘じゃ」と思いましたよ。ピンチは次巻まで続きます。
そういえばアーバートが復活しました。原作だけ見てると7巻で思わせぶりに出てきて、その後どうなっちゃったんだコイツは?というキャラクタですが、DVDの2作目*2で神楽に封印されているんですね、彼は。そんな彼を入江は対化け猫用の切り札として使っています。作中での扱われ方が悲惨すぎ(´Д`;)