HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝
最後の宇野薫vs山本”KID”徳郁の試合のドクターストップはどうかと思った。あと1分くらいなんだから、最後までやらせればいいのに。開催者がどっちに勝たせたいのか明確だったな(´Д｀)
今回のベストバウト*1は宇野薫vs所英男だった。宇野がベテランらしい老獪な試合運びを見せたのに対し、所は隙あらば関節やら打撃やらで反撃を試みるといった展開の終始緊張感を持った試合だった。試合の終わった後に額をリングにくっつけるくらい頭を下げて、宇野へのリスペクトっぷりを見せつけた所と、お返しとばかりに同様に頭をリングにくっつけて礼を返した宇野。ここまで含めて、見ていてすがすがしい試合だった。
MVPは2試合ともに一本取った須藤元気。彼の打撃はトリッキーだけど、基本がしっかりしているからああいった離れ技ができるのだと思う。特にタックルと、タックルが失敗したときの足の使い方と、流れるような寝技の連続攻撃が素敵だと思った。準決勝の三角絞めへの流れが見事過ぎ。
今回の放送の見所は、今回は観客として試合を(・∀・)ニヤニヤ見ていた魔裟斗の後ろの方で見ていた関根勤*2と、宇野vsKIDの試合でやけにカメラに映ってくるレフェリー平直行*3と、宇野vsKIDの試合で明らかにKID寄りの実況と解説をしていたTBSの偏向っぷりだったな(´∀｀)
