槇原敬之に「銀河鉄道999」盗作騒動

数日前からマスコミの一部で騒いでいる話題。
問題にしているフレーズだけど、特に印象に残っていないなぁ。私自身、銀河鉄道999の原作を読んだことがあるにも関わらずだ。むしろ、作者以外の人間にとってインパクトが薄いからこそ、根が深いのかもね。「震えるぞハート、燃え尽きるほどヒート」のようにあからさまの方が誰でもオリジナルに気づいてくれるから、よっぽどマシだった、と。
この件については、特にここに書くほど気になる話題でもなかったので、スルーするつもりだった。だけど、頭の中で綾里千尋さんが囁いた。「そんなときは発想を逆転させるの!」
「なぜ松本零士がムキになるのか?」ではなく、「松本零士がムキにならないとどうなるのか?」
松本零士が主張しない限り、槇原敬之の歌詞がオリジナルだと勘違いされる。いや、しかし、出版している時期が早いから、そんな事はいつでも覆すのは簡単だ。他に何か見落としていることがあるんじゃなかろうか。歌、歌詞、作曲家……
歌詞? そうか、歌詞か。歌の歌詞を使用するときは、ある権利団体が守銭奴の如く、金を要求しに来る。今後、松本氏が講演を行おうとしてそのフレーズを演題にしようものなら、その度に権利団体が講演のたびに金を奪っていく。松本氏としては、こんなことは避けなくてはならない。

「つまり、松本零士が恐れたのはJASRACだったんだよっ!」
「な、なんだってー!!」

みたいなことを考えた(´∀`)