Hungry Hunter

アメリカの料理を日記に書いたのは今回が初めて? 私の脳みそにはアメリカを代表する料理と呼べるものがパッと浮かばないから仕方ないかもしれないなぁ。特に、ハンバーガーのようなファーストフードじゃなくて、ディナーとして食べられるアメリカの料理と言うと何があるだろう? ただ、これだけははっきりとアメリカっぽいと思うものがあって、それはステーキである。
と言うわけで、今回行ったのはFremontにあるレストランHungry Hunter。実際、行った人からスゴイと言う話を聞いていたので私を含めて4人で訪問した。
さて、私が注文したのは無難にニューヨークステーキ。一緒に行ったUさんは1+1/4ポンドのリブステーキを頼んでいた。グラムに直すと、570gくらい? さすが漢だ。
ステーキの他にサイドメニュー2つとサラダが選択できた。私はベイクドポテトとオニオンフライ、それに蜂蜜とマスタードのほうれん草サラダを頼んだ。しばらくしてサラダが出てくる。20cmくらいの皿にほうれん草だけがドンと盛られている。野菜は本当にほうれん草だけで、トッピングみたいな形で細かく切ったりんごと細かく砕いたアーモンド、それにレーズンが乗っていた。甘いのと辛いのがはっきりと口の中で主張していて刺激的だった。味は濃いが不味くは無い。ほうれん草の生臭さが気にならなくて、どちらかと言うとこれは「有り」だと思った。
サラダが食べ終わって少しの時間を置いてメインディッシュが出てきた。私が頼んだニューヨークステーキだが、200g以上はあったと思う。結構重い。しかし、さすがにUさんの1+1/4ポンドは強烈だった。それを見た瞬間からデカイ以外のボキャブラリが頭の中から消え去ったような衝撃だった。そしてそれをぺろりと平らげるUさんも流石、駐在歴2年は伊達じゃない。特に身体が大きいわけじゃないのに、やせの大食いみたいなものだろうか、うらやましい。おっと、肝心の味について書いておこう。ニューヨークステーキは、ガツガツと肉を噛み締めるステーキらしいステーキであった。和牛の柔らかさや口の中で溶けるような感覚は感じないが、しっかりと肉を食べているぞという感じは味わえた。
食後、ウエイターからデザートを進められた。デザートは別腹。せっかくなのでアイスケーキを頼んだ。実を言うとIさんが頼んだので真似したのだが、物が出てきてちょっと公開した。アイスもでかい。ショートケーキを1.5〜2倍にしたような体積のアイスケーキだ。いくら別腹でもコイツはきつかった。モカのアイスは甘さも抑え目、結構なお味でした。
味もそこそこだし、アメリカっぽいものを満喫したいときにはいい感じのお店ではないでしょうか。値段についてはビールとかも頼んだので、チップ込みで一人あたり35ドルってとこでした。
場所:5339 Mowry Ave Fremont, CA