新選組! 第29回「長州を討て」

久坂玄瑞率いる長州藩が、京都に火を放ちつつ御所を襲撃して失敗する話。
池田屋が終わると、あとは転がり落ちていく感じですか?
この話の中心人物は何と云っても中村獅童as滝本捨助ですなぁ。佐久間象山を見殺しにし、久坂玄瑞から遺髪を託され、桂小五郎からは情報収集役になって欲しいと依頼される。気がついたら微妙に重要な役回りになっているし。
今回活躍?した捨助の他に、寺田屋お登勢戸田恵子)も目立っていた。鼻血のシーンは、近藤勇の結婚式の日に斎藤一をかばうために沖田みつ(沢口靖子)がたしか捨助に肘鉄食らわせて鼻血を出させたシーンの再現。それで勇は総司に向かって「姉さんがいたじゃないか」みたいなことを言ってたのだな。まさか、あのシーンをここで伏線として使うとは、ずっと続けて見ている人にはお得な演出であった。懐かしいとか思ったよ。
それにしても中村獅童戸田恵子香取慎吾の3人を見ていて、HRを思い出した。お登勢を演じている戸田さんは、宇部さんを演じていた戸田さんとは全く違うけど。
他に話の展開で重要なことと云えば、「ごわす」*1が出てきたことか。おいどんは薩摩でごわすとばかりに、なかなかの西郷隆盛っぷり。ところで前々から思っていたんだけど、土佐だの薩摩だのはちゃんと方言で喋っているのに、会津会津弁で喋らんのかな? 京にいるから喋らんの? それとも、会津が本気を出すと誰も話についてこれなくなるから? 疑問だ。