皇帝ペンギン

http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/
端的に言えば、ペンギンの子育てを映像化したドキュメンタリ。
ペンギン好きの人にオススメしたいような、したくないような、複雑な印象の作品であった。基本的に南極のとてつもなく厳しい環境で子育てをするわけだから、死が隣り合わせなわけで、あちらこちらで悲劇的なシーンを目の当たりにする。正直、そういったシーンには、胸が痛くなった。そういうのが耐えられない人にはオススメできないかも。しかし、そういった困難を乗り越えて、やっと生まれてきたペンギンのかわいさには思わずホッペがポッ(*´Д`)ハァハァ
お母さんペンギンのお腹の下でちょこんと顔を出している仔ペンギンが可愛すぎ。あれは、セットでぬいぐるみを作るべきだと思った。いや、作れ。
以下、思いついたことを適当に書いていくよ。
海を泳ぐシーンがあまりに綺麗なんで、CGかと思った。どうやって撮ったんだろう。とても気になった。それにしても水の中のペンギンはとんでもなく速い。よく海を飛ぶと言う表現を聞くが、まさにそんな感じ。まるで魚雷のようだった。魚雷は飛ばないけどな。
綺麗と言えば、夏の南極の光景も綺麗だった。海の色がとても鮮やかで、氷山の白と海空の青のコントラストが素晴らしい。南極行ってみたい。そういえば、私が初めて見に行った映画は『南極物語』だった。俺って、南極好き?
音楽はテーマ曲がいい感じだった。南極=透明感みたいなイメージがあって、まさにそんな感じ。王道だね。
ペンギンたちには時々声があてられているのだが、最初は微妙かと思っていたが、見ているうちに気にならなくなっていった。子供ペンギン役の神木隆之介はいい声しているなと思った。あと、父ペンギン役の大沢たかおの声はちょっと関俊彦に似ているとか思った。
映画の中で、ペンギンはオスの方が少ないので、メスがオスを取り合って叩き合うシーンがあった。オスは見ているだけ。オス、モテモテじゃん。ハーレムだよ。ちょっとペンギンになりたいと思った。でも、その後、メスは餌を取りに行くので、オスだけが集まって卵を守るシーンになった。寒さから自分の身と卵を守るため、オス同士で肌と肌が完全密着。男祭りだよ。やっぱりペンギンじゃなくてよかったと思った(´∀`)
ちなみに、俺を含めて観客は5人だったよ(つД`)