宮城県沖地震

電気が止まった新幹線車内

宮城では大きい地震がたびたび起こっているが、実家が宮城にあるにもかかわらず、私自身は宮城で大きい地震に遭遇した事は無い。そして、今朝まで実家にいたのだが地震が起きたときには、私は新幹線の中で郡山のあたりにいた。あと1時間出発が遅かったら、仙台で立ち往生していたところであった。不幸中の幸いとはこのことか。
しかし、地震で新幹線が止まったのは初めてだ。郡山を過ぎたあたりで、新幹線が少しガタガタと揺れを感じたが、あまり気にしていなかった。すると新幹線内の照明が落ち、段々と減速していった。そこで初めて地震で送電が止まり、新幹線も止まったと放送があった。エアコンも止まっているので、車内の空気が生暖かい。10分ほどで電気は回復。新幹線が動き始めたのは1時間後。新白河まで移動する。そこで30分ほど待機し、那須塩原まで移動。車内放送では、那須塩原から先は動く目処が立たないのでそこから在来線に乗り換えるように言っている。しかし、那須塩原に着いたら、宇都宮までは移動すると言う事になった。そこで、新幹線は止まり、在来線に乗り換えるように勧められる。私は一本遅らせて、座って在来線に乗っていく。宇都宮から上野まで2時間。予定より3時間以上遅れた。その程度で済んだのはラッキーなのかも。
実家の方でもたいした被害はなく、本当によかった。
画像は非常電源を残した照明が止まった、地震直後の新幹線車内。