残業してたら

21時前くらいの話。ウチの会社のオフィスのだだっ広いのだが、ちょっと離れた机のあたりで、半径5メートルくらいの円を描くようにおよそ20人の人が立ち尽くしていた。皆が中心にある何かを見ているようだが、私の席からはよく見えない。いつもとは異なるその光景はあまりに異様に見えた。なんだかベルセルクの12巻を連想させた。何が起きているのか気になったのだが、私は手元の作業を続けていた。すると隣のプロジェクトの人がやってきて、誰か倒れたらしいと教えてくれた。
しばらくしたらストレッチャーが運ばれてきて、倒れていた人が乗せられていった。遠くから見えた感じでしかないが、どうやら意識はあるらしいことはわかった。課長がボソッと2年に1度くらいは倒れる人がいるなぁとか呟いた。
俺も仕事はほどほどにしよう(´Д`)