BLACK LAGOON The Second Barrage #13〜15

ブラックラグーンの2期目。#13〜15はいわゆる双子編。ゴスロリな双子が実はキリングマシンで、ロシア系マフィアのホテル・モスクワに喧嘩を売る話。
いやー、良かった。自分としてはこの話が、原作の中でも一番よくまとまっている話だと思っていたが、あらためてそう感じた。話が長すぎず、内容もわかりやすく、落としどころもきちんとしている。話の内容は暗いし、主人公たち(ラグーン商会)は蚊帳の外だけど、それでも好きです。
特に#15はやばかった。「跪け!」のシーンに鳥肌が立った。比喩とかではなく、実際に両腕の毛が逆立っていたよ。バラライカ役の小山茉美の声の強さと、その後の衝撃的な描写の連鎖で心臓を鷲掴みにされたのだと思う。原作を読んでいるからどういう展開になるのか知っていたのに、ここまでショックを受けるとは。演出力の巧みさなんだろうな。
で、最後にもう一回ショッキングなシーンがあるが、そこに至る前の数秒の流れも自然でよかった。エンディングもスペシャル版で、すさまじいこだわりを感じた。いつものエンディングだったら、そこまでの流れが切られてしまっただろうから、この大胆な選択は大正解だと思う。
そういえば、この作品のキャスティングはいい感じにキャラクタと合っていると思ったが、双子のキャスティングも結果的に良かった。特に金田朋子は凶器だ。普通に喋っているはずなのに、どうしてあんなに狂気じみて聞こえるのだろう。やばいよ、朋ちゃん
全体を通して、いいものを見たと思ったよ(´∀`)
双子編は原作では2巻から3巻にかけて掲載されている。家で3巻が見つからないと思ったら、俺がアメリカにいたときに出ていて、向こうで買うことができなかったからか*1。補充しとかないと(゚Д゚)

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