亡国のイージス

小説なども含めて、作品自体初めて見た。
北朝鮮っぽい国の工作員が海自のイージス艦の副長をそそのかしてテロを起こそうとするのに対して、その艦の先任伍長である仙石(真田広之)が阻止する話。
初期設定がぶっ飛んでいるので、いまいち乗れなかった。米軍の秘密兵器がそんなに簡単に流出するか。北の工作員と協力する自衛官って、いくらなんでも部下がついてこないだろう。そういったいろんなことが気になってしまった。だから、そういったことは一旦棚に上げて見ていたら、割と「ふつー」の内容だった。目的に向かって、淡々と話が進むだけって感じで「普通」だった。
あと気になったところは、女工作員が海に飛び込み脈絡の無い事をするシーンがあったところ。どうやらそれは小説を読んでいないとわからない展開だったらしく、不親切な映画だと思った。
護衛艦やら戦闘機やらは本物で、そういったものの迫力はうまく演出できていたと思う。海戦シーンはドキドキして見たのだが、Wikipediaによれば庵野秀明のコンテらしい。へぇ〜。
秘密兵器「グソー」のネーミングがへちょいので、気になった。緊張感無くない? 沖縄の方言であの世の意味らしいけど、米軍の兵器なのに何で沖縄の方言なんだろう??