PRIDE GP 2004 開幕戦

選手の強弱が割とハッキリしているので、最初から8人でトーナメントすればいいじゃんと思っていたのだが、一つ番狂わせがあった。以下、気になった試合について述べてみる。
ミルコ・クロコップ(1R 1分57秒 KO)ケビン・ランデルマン
しかもスタンディングの打撃でKOですと? いくらミルコがハイキックするときの癖を知っていたからといって、ガードがさがる瞬間を見極めてすぐに行動に移す反射神経やら瞬発力やらを持っているランデルマンの身体能力はあらためてすごいと思った。
キャラクタ的には好きなんですよ、ランデルマン。去年桜庭と戦ったときにも書いたようにおもしろい素材なんで。ただ、これがトーナメントの1回戦で、負けたミルコの次の試合が見れないのがすごい残念だ。ワンマッチでの勝利だったら、素直に喜べたんだけどなー。
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(2R 1分25秒 スリーパーホールド)横井宏考
怪物君は善戦したんですね。結果は順当ですが。それにしてもノゲイラが出した技は久坂式がぶり返しだったんですね。ワラタ。
小川直也(1R 1分34秒 肩固め)ステファン・レコ
まぁ、これも妥当じゃないですかね。みんな忘れているかもしれないけど、小川直也と言うのは高校から柔道を始めて世界選手権を4度制覇した天才ですよ。次も柔道家の強さを見せてもらいたいです。本気でノゲイラヒョードルと戦うところを見てみたい。