イエスタデイをうたって vol.4(冬目景)ISBN:4088766466

イエスタデイをうたって vol.4 (4)
紀伊国屋書店サンノゼ店で購入。税別7.75ドル。2冊だけ置いてあった。

コンビニでバイトするフリーターのリクオ(魚住陸生)。彼は大学時代の友人である森ノ目シナ子に告白したが、彼女は彼のことを友人としてしか思っていない。そんなリクオのもとに突然現れたのはカラスを連れた少女、ハル(野中晴)。彼女はリクオに好意を寄せていくが、リクオの心はシナ子に向いたまま。こんな3人の微妙な関係を描いたスローライフなラブストーリー。

とか、適当にあらすじを語ってみたり。なんなんだよ、スローライフなラブストーリーって(´Д`;)
4巻ではハルのかつて同級生である湊と、リクオのかつての同級生である柚原がキーパーソンになっている。特に後者はこの巻が初登場で、風のように現れて、人間関係に嵐を起こす。
この作品が好きなのは、話が進むにつれて登場人物たちの気持ちは微妙に揺れるけど、結果的には付かず離れずのままゆったりと進む展開が私にあっているのだろう。激動たる展開に気を揉まなくていいような、ゆったりとした展開。そういうのが好きだ。
以下は琴線に触れた台詞。理由は心のおしゃれ小箱にしまっておいて。

木ノ下「花火は いーんだけど あの人混みがな オレ 酔うんだよね」

魚住「オレは 食に関しては 保守でいいわい」

柚原「きっとね あたしみたいなこと 器用貧乏って言うんだよ」

魚住「危うし オレ _| ̄|○