I,ROBOT

舞台は2035年、シカゴ。人型のロボットが当たり前のように家庭や社会に溶け込んでいるこの時代。ロボット工学の第一人者、ラニング博士が亡くなる事件が起きた。事件は当初自殺ということで片付けられそうになったが、シカゴ市警のデル・スプーナー(ウィル・スミス)は現場に潜んでいた最新型ロボットのサニーの関与を疑う。しかし、彼らロボットは「ロボット三原則」に忠実であるため、ロボットは人に危害を加える事が出来ないのが常識であった。スプーナーはこの事件を調べるうち、恐ろしい陰謀に巻き込まれていくのであった。
飛行機の中で見た映画その1。基本的なストーリーはありがちなオチで終わった印象を受けた。つまらないわけではない。一つの映画としてお話がきちんとまとまっていて、きちんと最後まで描かれている。
映像面ではロボットや世界観の描写も丁寧に作りこまれており非常に好印象だった。この点では一度見ていておいて損は無い作品であると思った。
吹き替え版を見たのだが、ウィル・スミスの声をあてている山寺宏一の印象が強く残っている。いかにも山寺らしい山寺だった(なんのこっちゃ)