京極堂シリーズ映画化!第1弾主演は堤 (from nikkansports.com)

京極夏彦姑獲鳥の夏*1が映画化されるようです。映画化の話は以前から出ていたので驚かなかったのですが、配役が決まったのは今回一番重要なところです。

直木賞作家京極(きょうごく)夏彦氏(41)の人気小説「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」が映画化されることが27日、分かった。主人公の名探偵、京極堂こと中禅寺秋彦堤真一(39)が演じ、共演陣も永瀬正敏(37)阿部寛(40)宮迫博之(34)に加え、2役のヒロインに原田知世(36)など豪華な顔ぶれがそろう。既に8作が発表されている人気ミステリーだけに、製作側は横溝正史金田一耕助」のようなシリーズ化を予定している。来夏公開。

堤真一といえば、GOOD LUCK!!でキムタクと対立するパイロット役で有名な人ですかね。と言うか、今放送しているんで引き合いに出しただけですが。京極堂仏頂面なので、その辺の雰囲気は出ていますね。ただ、芥川龍之介の幽霊みたいな顔にはちょっと遠いかもしれませんが。
他の配役はどうなっているかというと、以下の通り。

京極氏が納得しただけに、配役は豪華そのもの。京極堂には「知性が表現できる演技力の持ち主」として堤が抜てき。京極堂の友人で事件にかかわるきっかけをつくる小説家役は「巻き込まれキャラクターが似合う」と評価された永瀬に決まった。財閥の御曹司で不思議な能力を持つ私立探偵・榎木津礼二郎には阿部、榎木津の幼なじみの刑事に宮迫、事件のカギを握り、2役となるヒロインを原田が演じる。演出は実相寺昭雄監督(67)が手がける。

永瀬正敏が猿君=関口巽役ですか。うーん。コメントが難しい。
榎さんについては、映画化されるとしたら誰がいいかアンケートしたページを見たときに、阿部寛と言う意見があったので割と納得です。そのページではたしか唐沢寿明とか及川光博とか言う意見もあったのですが、前者は身長が、後者は切れ長の一重*2の眼がネックになりますかね。阿部寛も色素が薄くなさそうなので、もちろん小説そのままとはいかないでしょうが、悪くないと思います。ただ、個人的に、榎木津礼二郎の性格的にはミッチーの方が合っていると思う(´∀`)
木場修太郎は宮迫ですか。顔が四角ってところはイメージどおりかもしれないんですけど……堤真一と宮迫のキャラクタが被っているような気がして心配。
参考:宮迫
いずれにしろ、映像化が難しい作品なんでどのように扱うのか気になります。それと、クライマックスのシーンは目を瞑れば映像が浮かぶくらい好きなシーンなので、そこがどうなるのか楽しみであります。

*1:「うぶめのなつ」。うぶめが姑獲鳥と変換できたんで焦った。辞書登録していたの忘れてた

*2:奥二重らしいけど